小湧谷の土
 新築の家に陶器の洗面器を自分で作りたいと箱根小湧谷から白根窯にきた女性から基礎工事の際に出てきたという粘土をもらったのだけれど、なかなか風合いがおもしろいので試しにぐいのみを作ってみた。小湧谷の土だけだと形成がむずかしいので古陶土と6:4の割合で混ぜて焼いてみたところ予想通り土臭い仕上がりとなった。左の写真は窯の中でも最も熱い位置に置かれたもので、見事にへたってしまった。('11.3.03)