ニコと旅

 中国の音大生ら50人が来日し日中箏楽交流会という合宿講習会(1週間)が南京の金堅さんがプロモートして伊東で行われた。カミさんは世話人・講師として付きっきりで、我が家はニコと二人きり。そこでシートベルトを作り長距離ドライブを企て、ペンション利用の旅に出た。酔い止めを飲ませ、さらに急ブレーキ・急ハンドルにならないよう気を配る運転だったが、まるでVIPを乗せているようで結構気疲れすることがわかった。右の写真は福浦漁港直営の食堂だが、頼んだ刺身盛合せ定食(約2500円)に仰天。ご飯茶碗が大きく見えてわかりにくいが、刺盛りのは立派な大皿だ。真ん中はイナダ丸々一尾分。その周りは真鯛、アジ、イサキ、マグロ、ヤリイカ、サザエ。その上シコイワシの唐揚げが付いていた。ご飯は口直し程度しか食べずに頑張ったが、さすがにイナダ全部を平らげることはできなかった。クルマなのでビールも酒も飲めなかったのが少し残念だった。初日ペンションの客は「クー」というコーギー犬を連れた女性一人と自分だけだった。この種のペンションは家族連れだとばかり思っていたが、オーナーに尋ねると意外にも一人と一頭のお客も多いとのことで、男性もいるが女性の方が多いらしい。結婚しない人が増えていることも関係しているのだろうか?しかし、女性客の話では一人と一頭では駄目というところもあるらしいから、今度どこかに泊まる場合は要注意。二日目は家族連れが2組。1組は犬連れではなかったが、これも不思議でもなんでもないことを知った。(2017.7.30)
 12月は今度はカミサンが中国に10日ほど出向いて演奏と講習会があり、その間民宿城ヶ島クラブとホテルCaro foresta 三浦海岸アレーナに各1泊のドライブをした。前者の夕食は仕出し屋のものだが、とにかく魚の量が多く、値段も安い、おまけに宿泊客は自分一人で女主人とじっくり雑談できた。後者は犬の宿泊費がかかり値段も民宿の2倍以上とあってさすがに快適で、夕食は珍しい三浦野菜をふんだんに使ったフランス料理となかなかよかった。宿泊客はほかに子犬連れの女性だけだった。