Sing Sing Sing大合奏

13:00少し前に着いたらかぶりつきの席だった

 年末に第九の大合唱が行われるように、夏にSing Sing Singを大合奏しようとクラリネットの北村英治氏が提唱して開催されていることを知って昨年から参加した。今回は2回目の参加。会場は今年も横浜開講記念会館ホール。参加者は主に関東一円からで約240名だったそうだが、中には滋賀県、兵庫県からの参加者もいたらしい。楽器は何でもありのまったく自由で、クラリネットが圧倒的に多いが、分かっただけでもエレキギター、サックス、トランペット、トロンボーン、チューバ、リコーダ、カホーン、津軽三味線、マンドリンのような民族楽器もあって実に様々。参加者の年齢も小学生から高齢者までと実に幅広い。88才になった北村氏はもっぱら演奏とお話しだが、曲の演奏指導はやはりクラリネット奏者の谷口英治氏。洗足学園で指導されてるだけあって実に分かりやすい。曲目はグレンミラーのMoonlight Serenade、北村英治のClose to the Azalea、それと本命Sing Sing Sing。1時集合で前半は練習、次に舞台上の両氏と「みんなの吹奏楽団」のコンサート、後半は全員で熱気溢れる大合奏。その後全員で記念撮影したら5時だった。来年も8月11日開催予定だが会場は未定とのこと。
 後日NHKスペシャルで「戦後ゼロ年」という終戦直後の映像が放送されたが、テーマ曲のようにSing Sing Singが流れてた。日本人が初めて聞いたジャズの代表みたいな曲なのだろう。北村氏が終戦の8月にこの曲を選ばれた訳が分かった。(2017.8.20)